sumanai’s blog

申し訳ない想いを寄せて

スーパーキャリイが喉から手が出る程に欲しい!

 あなたは人を好きになるとどうなりますか?
オレ、諜報機関化けしてしまうんだよなぁ!

 

尊敬する、かの佐藤優氏も元外務省職員ながら実質諜報機関職員みたいなモンで。佐藤氏が現役駆け出しだった1980年代当時のソ連各地の新聞を真面目に読んでたら、「アレ、アゼルバイジャンアルメニアがお互いに地方紙の社説でディスり合してる。きな臭いなぁ。」と思ってたら案の定。1990年代に入ったら資本主義たら共産主義たらのイデオロギーの時代は終わり、民族・宗教問題の問題が一気に噴出してアゼルバイジャンアルメニアの間に紛争が起きたのは周知の事実。

 

いくらネットで情報がタダで手に入れられるとしてもそれは所詮フェイクニュース、いくら「いいね!」連呼されまくってても信用するに値しない。要するに、旧態已然の紙媒体こそ、信頼できる神媒体なのです!

 

映画「恋は雨上がりのように」で、小松菜奈様に完落ちしてからというもの。地道に表紙ジャックした雑誌を買い集めて情報収集したら、特に「ar(2018年7月号)」にて「ヒゲ好き」発言してて。あたしゃ気づいてしまったね。

 

「このオンナ、相当なファザコンだぜ...。」
→2014年に出た「18 小松菜奈 first photo book」、これよ~絶版本で中古本が五千円のボッタクリ価格だったが買って正解だった。インテリジェンスの宝庫といってもいい。

コレ、家族の写真まで入ってて。お父様が相当なお髭な訳なんですよ、奥さん!


元々東京で愛想のいいお髭だったお父様が、山梨への転居を機にワイルドなお髭になった変化は見逃せない。きっと、アウトドア方面でお仕事してるんだろう。そんな契機があるからこそ、前出「ar」で「個人的に憧れるのは、もう少しカジュアルなドライブデート。カッコいい車じゃなくていいんです。軽トラだっていいくらい。」とおっしゃってたのは、むしろ軽トラ誘導だったのかーッ!

 

実はいま、むちゃくちゃ軽トラに乗りたかった。


本命は、スズキのスーパーキャリイ。荷台が狭くなった代わりに居住空間が広くなってリクライニングもできるコイツ、めちゃくちゃ使い勝手イイんじゃないだろうか?荷物をいっぱい積む事情から、駆動方式は基本FR。それ楽しく運転できるヤツだろ?残念ながら、地元が北東北なので凍結路対策もしなきゃだけど。4WD仕様にすればなんとかなると思う。

 

しかもよ、スーパーキャリイは変速機能がよ。マニュアル・オートマ以外の第三の選択肢AGSが選べる、実はヨーロッパではトルコン式のオートマより普及してるAGSを日本で楽しめるのは愉快。

 

実は、居住空間を広げた軽トラは、ダイハツが先行してて。スズキはその後釜を追った「逆ワゴンR」現象だときく。ならばよー、なにやってんだホンダ!

 

未だにミッドシップ軽トラを貫いてるホンダ、ちょっとアップデート作業おざなりにしてませんか?どう考えても、スズキ・ダイハツより安全性能がおざなり。ホンダセンシングどこ行った?

 

今は亡き本田宗一郎氏が知ったら、お嘆きだろ?

→いろいろ言いたいんだけど、小松菜奈ちゃん最高!

 

すまない。


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大本営発表(20180626)

待ちに待ったこの日がやってきた。


毎週火曜日は大本営発表、週末の映画上映スケジュールが公開される日である。いろいろ遺恨があるんだけど、結局行かざるを得ない行きつけ、フォーラム盛岡のスケジュール把握して。あたしゃガッツポーズくみましたね。
「やった、『恋は雨上がりのように』。一日一回のみの上映なれどまだまだ残ってる!」
→同じ東宝配給なれど仮想ライバルであるに違いない、「50回目のファーストキス」も今週末から一日一回のみ上映。悪いが「恋雨」の方が制作費が安く済んでるうえ、封切日が一週間早いのに互角以上の健闘。ファイナンシャルプランナー的見地を語ると、コレは勝ったなと思う。

 

一旦「恋雨」は置いといて、期待の新作が3本も出てきやがった。
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ミスミソウ
・タクシー運転手 約束は海を越えて
→詳しく解説すると、以下の通り。

 

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
→言わずとしれたSW外伝、オレらみたいな中年オタクは歓喜して封切日参戦しちまうんだけど。もうSWってオワコンで、世間じゃアベンジャーズみたいなアメコミヒーローものがインなのか?そこはわかってるつもりだけど、条件反射的に参戦するよ。いがったぁ♪

ミスミソウ
→東京から雪深いド田舎に転校した少女が級友たちからさんざん虐められたうえ、家族を生きながら焼き殺されるひでぇ物語。監督の前作が「先生を流産させる会」なのもひでぇ、語尾に「会」がつく団体に大体ロクなヤツいない説!

・タクシー運転手 約束は海を越えて
→1980年代のソウル、平凡なタクシー運転手が高額報酬につられて「光州事件」の取材に来た外国人ジャーナリストのアシを務めた顛末記。味が濃ゆい話になってるとの噂。

 

んで、そこにまた「恋雨」も入れて今週末は4本観る所存。スクリーンで観る小松菜奈様はただの麻薬、会いたくて会いたくて震える程度の依存症に罹患してしまうんだよな。

 

最近、映画観すぎじゃろ?とも思う。それから「恋雨」今度で4回目、観すぎじゃろ?とも思う。ファイナンシャルプランナーとしても、お恥ずかしい限りなんですが。いいんだ。

「これは浪費ではない、投資だ!」

そうそう、ファイナンシャルプランナーといえば。金曜日には合格発表だったな。もう既に3級が受かったモンと思ってるんだけど、絶対に受かってるモンだと思うんだけど。万が一落ちてても、気い張って次回は2級を受験する所存!

 

ファイナンシャルプランナーじゃけぇ、何をしてもいいんじゃ!

 

すまない。

 

タキイ種苗 お徳用 小松菜
 

 

「恋は雨上がりのように」④

同じ映画、三度も観ることになるとは思わなかった。まーた劇場に足を運んでしまった。地元での一日当たりの上映も1回のみになってしまい、なんとなく今週末までの上映となりそうな気がする。盛岡ローカルで話すと、「アート落ち(※)」でもいいから上映を続けてほしいんだが。と、いうのも今日も劇場はいっぱいで、時折クスクスと笑いが絶えなかっただけに。惜しい。

※アート落ち
「フォーラム盛岡」の系列館「アートフォーラム」で上映されること。この「アートフォーラム」、文字通りアート系やらミニシアター系やら三番館やらの扱いという盛岡映画館通りの袋小路のドン突きにして聖地、同意語に「ルミエール落ち」がある。

 

今回はオリジナルサウンドトラックを聴き込んだうえでの鑑賞だったので、
「このタイミングでこの曲使ってたのか!」
という新たな発見があった。だから、県南地方の方は観て下さい。いがったぁ♪

 

・・・とかよ、もうそんな御託を並べるのはもうウンザリだ。オレはただ、小松菜奈ちゃんをスクリーンでたっぷり観てたいだけなんだ!あの猫科の生き物のような鋭い眼、前髪ぱっつんの下から静かに主張してくる凛々しい眉、色素どこ行ったと言いたくなるほど白い肌、色素がない故に意外と目立つホクロ、細いんだけど程良く肉がついた脚、ハイファッションもファストファッションも似合ってしまうスタイルと個性、どれをとってもたまらん。小松菜奈ちゃんと同じ時代を生きられてよかった、小松菜奈ちゃんがこれから産み出す物語や経歴を進行形で味わえるんだからな!

 

実はこの間、「焼肉ドラゴン」を観にTOHOシネマズ行ったんだが。ご存じの通りTOHOシネマズは幕間の予告編のMCが東宝シンデレラ出身の山崎紘菜ちゃん。半年ぶりに観た山崎紘菜ちゃんはそりゃ可愛かったが、残念ながら今のオレにはかつてほど響いてこなかった。今のオレは、山菜よりだんぜん小松菜なんです!

 

さて、既に小松菜奈ちゃんの次作は決定していて。「渇き。」の中島監督による「来る」、インタビューでも「来る」のための役作りのため髪型をショートにイメチェンしたとのこと。そりゃいい作品になるんだろうけど、それ小松菜奈ちゃんの出番たっぷりあんのか?そしてオレ、「恋雨」終映したら何を糧に生きていけばいいのか?生きていけんのか?

 

いやいや、弱気じゃいけない。
とりあえず、円盤出たら豪華特典盤を買っておこう。

 

すまない。

 

 

「焼肉ドラゴン」

この映画、もともと演劇界で評価が高かったこともあり前評判も上場だったんだけど。謎采配のおかげで地元・岩手では公開が大きく遅れることとなり、封切り日に青森くんだりまで行って見てきた。

 

昭和45年頃、万博開催に沸く大阪の近郊都市の「路地」で焼肉屋を営む在日韓国人一家の物語なんだけど。一言にまとめるとコレ、「万引き家族」と同じ路線じゃん。「万引き家族」がカンヌで大賞取ったら、ネットの声が大きい人たちがギャーギャー喚いてたじゃん。きっと「焼肉ドラゴン」もそうなると思うんだ。正直な所この手の映画は試金石、「万引き家族」や「焼肉ドラゴン」をけなす人間とのお付き合いは8割引に留めておきたい。

 

序盤のシーンで主人公たちが住む街がトタン屋根のボロ家ばかりで驚く。

「これ、終戦直後の闇市が戦後25年経っても残ったパターンじゃん!」
→トタン屋根のバラック小屋でできた「路地」がとてもリアル、鑑賞後、老母にパンフの「路地」の写真見せたら。
「昔(=昭和25年頃)の櫻山神社の門前界隈、こんなだった。」
と懐かしがってた。今は盛岡じゃじゃ麺の名店「白龍」をはじめ個性的な飲食店が並ぶ櫻山神社の門前界隈、元々は終戦直後に大陸から引き揚げてきた人たちが始めた闇市だったんだそうだ。

 

冒頭、昭和45年頃の「路地」を忠実に再現したセットを歩く焼肉屋の中学生の息子の制服がブレザーで。「あの年代なら詰め襟だろ?」と疑問に思ったんだけど、ストーリーが進むにつれて息子が通う学校が私立中学の坊ちゃん校という事で納得。しかも彼は学校でチョーセン帰れとかキムチとか言われていじめられていて、先日紹介した「被差別のグルメ」で「ソウルフードとは差別される食べ物である」と語られていたとおり、彼のブレザーには焼肉とキムチの臭いが染み着いていて、否応なしに在日であることから逃れられなくなってたんだべな。いじめが激しさをきわめ、遂には言葉を発することもできなくなっていったのに。父親はそれでも学校に行かせようとするのが見ていて辛かった。もはや故国に帰れない父親にとっては、今おかれてる場所しか居場所がなく必死に働いてきた父親には、全く理解できないトコがあったんだろう。

 

進学問題といえば、大泉洋扮する焼肉屋の次女の夫もなかなかアレで。「路地」には珍しく大卒なのにそれを活かした就職ができず、仕事が長続きしないダメ人間を好演。ダメ人間の役がやたらハマる大泉洋だけど、本作観た次の日にまた「恋は雨上がりのように」観たら同じ人間とは思えないくらい役の演じ分けがハッキリしてて今更ながらスゴいなと実感した。

 

しつこいけど、話の流れが「万引き家族」と似てて。やがて居場所を失った家族それぞれの選択がそれぞれ違っていていろいろ考えさせられた。

 

ということで、岩手以外の県南地方の方は観て下さい!

 

すまない。

 

 

 

佐藤優「ズルさ」のすすめ(青春新書)

佐藤優氏の顔、ほんとインパクトあるわ。最近の佐藤氏の著作、ことごとく本人の顔写真が表紙にデーンで。読み終わった本を老母にあげる度に、老母がいちいちウケて困る。
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本書を買ったのが2015年、あの頃は仕事がキツくてキツくて。業務量もさることながら、上司がクソだった。今から思えばとんだサイコパスだった。でだ、コイツに打ち勝つにはどうしたらいいかと思った挙げ句に導かれた答えが「オレもズルくならねばなるまい」というシンプルな結論だった。だから、この本買ったんだけど4年も積ん読してやんの。バカだなー、オレ。

 

今頃になってコレ読んだんだけど、まるで既に犯人がわかってるミステリーを読んでる気分になった。あれから4年、オレも「ズルい側」の人間になれたのだ。特に本書で力説してた
・資格とっとけ
・仕事以外のつきあいもっとけ
・趣味もっとけ
・本よんどけ
→は、言われなくてもやれてた。

だから言いようによっては、オレの人生に役立つかといえば役に立たなかったといえるんだけど。もはや新書量産マシーンと化した、佐藤優氏の4年前の傾向がつかめてニヤニヤしてしまった。ほんと2014年は平和な時代だったんだなぁ。当時、国際的には「イスラム国」が元気だった時代だったんだが。はっきり言って、それでも2018年から見ると牧歌的に思えるのは既に結果を知ってるからだけではないと思う。確実に今の方がヒリヒリしてる、でもオレは大丈夫。 

なぜならオレはズルくなれたから、変われたから!

 

すまない。

 

 

上原善広「被差別のグルメ」(新潮新書)

君はイナゴの佃煮を食べたことがあるか?

 

オレがイナゴの佃煮を初めて食べたのは5年前、軽井沢蕎麦屋のサイドメニューを興味本位で食べたんだけどコリコリこりして美味かった。長野県は内陸なので昔は魚が流通せず、かつ当時は「四つ足」動物を食べることはタブーとされたため、タンパク質を摂取するべく昆虫食の文化があるんだそうだ。

 

で、こんな話があった。
そんな長野の人が明治期に北海道に移植して。それでも昆虫食文化を親子代々受け継いで昭和になった頃。息子のお弁当にイナゴの佃煮を入れたら、お昼時に教室は大パニック。

「みろよコイツ、虫くってる!」

このエピソード、本書で簡潔に言い当ててる。

本当の「ソウルフード」とは、簡単にいえば、人から「差別される料理」のことである。

本書、被差別部落アイヌ・北方少数民族・沖縄・在日に伝わる美味しい料理がいっぱい紹介されてるんだけど。その料理はただ美味しいだけではなく「差別されるべきエピソード」も含んでいる。あまりに「ふつうの」人たちからは思いもしない食材を思いもしない調理をしてて、でも中には「ふつうの」人たちにも受け入れられる料理があって。ホルモン焼きとか、アブラカスとか、あと今では北海道名物の三平汁もルーツはアイヌ料理だったらしい。なるほど。ちょうど、いま「ゴールデンカムイ」のアニメ版観てて。そこに出てくるアイヌ料理がおいしそうだったトコにこれ読んで、とても勉強になった。

 

それにしても著者の上原善広氏、この方のノンフィクション作家力がすげぇ。今までノーマークだったのが悔やまれる。他の作品もチェックすねばなんねな。

 

すまない。

 

被差別のグルメ (新潮新書)

被差別のグルメ (新潮新書)

 

 

フォーラム盛岡よ驕る勿れ

大阪北部地震で被災された方、復旧に携わってる方、お身体にお気をつけて下さい。オレは知っているんだ、被災した時にほしいのはエールよりもお金ということを。だから少額で申し訳ないけど募金させていただきます。すまない。

 

こんな時は、震源地である大阪に思いを馳せてみるのもいいだろう。折しも週末から大阪近郊の街の焼肉屋を舞台にした「焼肉ドラゴン」が封切りになるんだ、観て大阪を応援すんべと思ったんだが。本日の大本営発表(映画館で週末以降の確定スケジュールが公開されること)であたしゃ、ショックだったよ。

「岩手での公開は7月からかよ!」
→あーあ、またフォーラムグループの仕業かよ。

 

説明しよう!フォーラムグループとは、東北一円を仕切る映画館系列であり、主に「市民のための」良心的な映画を採算度外視で興行してるんだけど。こと盛岡については殿様商売してるンだなぁ!

 

と、いうのもフォーラムが盛岡に進出した1990年代前半。当時現地には繁華街にコヤが5件軒を並べてて「映画館通り」と呼ばれてたんだけど。その一角の商業ビルにフォーラムが進出。はじめはスクリーン一つだけど10年もしないうちにスクリーン三つまで増やしていった。それと軌を同じくして地元のコヤが一つまた一つと店じまいするハメになった。そして2006年にはダイエー跡地に引っ越して7スクリーンを持つシネコンに転換(後に潰れたコヤをアート系上映館にして併せて9スクリーン確保)。

 

早い話フォーラム盛岡、地元のコヤを駆逐した外来種ブラックバスみたいなヤツなんだけど。たぶん2000年代に盛岡にイオンモールが進出したときに絶対に地元ヅラしやがったと思うんだ。イオン側としては、他のイオンモール同様にシネコン併設したかったんだけど、きっとヤツが「そんなことしたら地元のコヤが潰れるじゃないですカー」と横やり入れたと思うんだ。
ブラックバスのくせにワカサギづらすんなよ。

 

よって、東北各地のフォーラムグループの中でもなぜかフォーラム盛岡だけがライバル皆無の無双オラオラで独りいぐも状態で。だから邦画界のガリバー・東宝の作品を外様のくせに封切上映できるンだなぁ(ふつう、TOHOシネマズが優先して封切上映してる)。
→盛岡はガラパゴスか。

 

だったらもうこの際、東宝様の傀儡でいてくれ。だまって東宝の指図どおりに上映してくれとも言いたくなるけど、そこで「市民のための映画を上映したい!」という謎の信念が働いた結果。みなさん驚いて下さい。

 

「既に前評判が高い『焼肉ドラゴン』は7月27日からの公開です!」
→謎采配で苦しむのは、仕事だけで十分だわ。

 

オレ一ヶ月も待てないから、封切り日に青森に行ってきまーす。

 

すまない。

 

 

焼肉