ラプラスの魔女
結局オレは、広瀬すず様から逃れられないんだな。
だから、封切り早々観に行ったんだ。
原作 東野圭吾
脚本 三池崇史
そして配給が東宝、相当おリキが入った横綱相撲じゃないですかーッ!
まっ、イイんですよ。
フォースの広瀬面に陥った人間としては、広瀬すず様がスクリーンで観られていがったぁ♪県南地方の方も観て下さい!そんなホクホク気分で劇場を後にできたよ。
どこが具体的に良かったと言うと、
広瀬すず様の映画出演キャリアにおいて、久々の女子高生以外の役だったから。かるたに夢中の女子高生、チアダンに青春を捧げた女子高生、重要参考人の女子高生、先生に恋しちゃった女子高生...JKビジネスかよ!と言いたくなるような展開だったけど遂に、「複雑な事情で高校に行けなかった未成年女子」役を熱演、ニッチ!
んで、ハナシを戻して。
コレ、前述のとおり横綱相撲なオールスター映画じゃん。実質、主演が櫻井翔じゃん。だから、劇場には小さい子どもさん連れた嵐ファンのお母さんが来て。ガキんちょ、もとい小さいお子さまがハマる内容じゃないから飽きちゃって。ギャーギャーとっても五月蠅くて?映画に集中できなかった。スクリーンの中でも外でも、とんだ嵐害だったわ。あーあ。
んでよ。その櫻井扮する主人公が、公安の企みで未成年略取犯に仕立てられるシーンがあって。櫻井メンバー爆誕の瞬間、どうしても
山口メンバーのことを考えてしまった。SMAPもTOKIOもあんなことになってしまいジャニーズ、屋台骨がアレで大丈夫なのか?
周知のとおり、ジャニーズの中興の祖SMAPの先輩は良くも悪くも光GENJIで。今から思えばパンクな彼らを反面教師として、現場からも事務所からもイイ子に思われるように自らを演じ続けてきたけど。いろいろ溜まりに溜まって中年になって、ついに自らを偽れなくなる時がきてしまったんじゃないか?SMAPといいTOKIOといい。
実はそれが芸能界に限った訳じゃなくて、普通のおっさんについても。そういう瀬戸際に立たされてんだよな、オレら。という点で、本作よりそっちが気になってしまった。がっ、オレそこからイチ抜けさせてもらうわ。そのために、今回のGWも犠牲にしたんだ。今回の闘いが終わったら、また次の闘いが待ってるんだけど。ちょっと羽目外しても許されるよな?
すまないメンバー。