雪中行軍

昨日のドカ雪で、地元はちょっとした大騒ぎ。

地味に降り続いてくれたせいで、日が暮れる頃にはベチャ雪だらけ。雪というよりは、水分をいっぱい吸ったスポンジに近いベチャ雪は踏みしめる度に靴ごしに素足が濡れる。

だから今朝、通勤に使ってた革靴に暇をだして。久々に、緊急用に用意してた安全ブーツで出勤した。

コイツは防水性能なんてないから、ホントはゴム長を履いた方がいい。だがしかし、ゴム長って長距離歩くの想定してねー薄い靴底じゃん。絶対に１００メートル歩いただけで、これ以上歩きたくなくなる仕様だった。

その点、ウチの安全ブーツは用意万端だった。しつこいけど、オレがこれ用意したのは災害時用だったから。釘を踏み抜かないように安全ソール敷いた。でも、実際に履いてみて「コレ１００メートルも歩けねえな」と実感。だから、さらに中敷きを加えてみた。EVAソールにエアクッションソールを上乗せ、今日せっかくだから、歩くにはギリギリ遠い本屋まで歩いてったけど。大地を踏みしめた時のショックを上手くいなしてくれた。

そりゃよ、ソール敷きすぎたせいでよ。つま先がちと、窮屈になってるきらいはある。あと、安全ブーツのメリット「つま先保護されてるから、ハイヒールで踏まれても痛くない。」を活用すべく。圧縮上等な夏フェスにも履いて参戦した。めちゃくちゃ蒸れた。

今日も雪中行軍して気づいたけど、脛が「こんな無骨なブーツに擦られたくない！」と拒否反応なんだよな。でも、そんなんでどうする。非常時になったら、我が儘言えねーんだぞ？

→昔はね、兵隊さんは靴に併せてたモンだったんだよ。

すまない。