sumanai’s blog

申し訳ない想いを寄せて

「恋は雨上がりのように」③

映画クラスタにとって毎週火曜日は大本営発表の日、観たかった封切り映画の上映スケジュールがわかって嬉しい反面、大好きな上映中の映画が露骨に削られるのが悲しい。

 

オレの場合、
・「バーフバリ 王の凱旋」が封切りされるのは嬉しかった。
・「恋は雨上がりのように」が、遂に1日2回上映に減らされた。悲しい。
→7月もハコを替えて上映してほしい。それこそ、梅雨が明けても上映してほしい。

 

とはいえ、上映終了による「恋雨ロス」に備えて手は打っておいたんだ。なぜなら、オレはファイナンシャルプランナーだから!

 

サントラCDを買ったんだけど、あのシーンやこのシーンの思い出がパッと甦る。これならブルーレイ販売まで禁断症状がうまーく誤魔化せそう。
→オレ、円盤買いすぎおじさんなのか?

特に主題歌「フロントメモリー」が素敵、青春の疾走感に溢れてる。かつて高校陸上短距離走界のホープだったヒロイン・あきらが、試合前に気分をアゲるために聴いてたのかもというサイドストーリーすら二次作成してしまう。

 

でよ、このCDの裏ジャケが原作者・眉月じゅん先生のオリジナルイラストで。ヒロイン・あきらがたぶん校舎の屋上辺りでイヤホンを耳に挿して音楽聴いてるシーンなんだけど、これiPodなの?スマホなの?
→たぶん、スマホなんだろう。
→映画版では、部屋のベッドでゴロゴロしてたヒロイン・あきらの側にイヤホン挿したスマホが放置されてた。
→あー、何でもスマホで済ましてしまう世代なのか!
→生まれた頃からネットがあった世代故かって驚いてしまうんだけど、オレの親世代からしたらオレら「生まれた頃からテレビがあった世代」なんだべな。

だから、ヒロイン・あきらの恋の相手であるオッサンの店長・近藤とのやりとりが新鮮だったんだべな。

 

小説家志望の近藤の部屋は古本だらけ、そのうえ図書館で本を借りる辺りが。21世紀生まれ体育会系なあきらには未知の世界で新鮮だったんだべ。

 

それと、ラジオの扱いも見逃せない。
本編では、冒頭からラジオ放送が流れるんだけど。扱いとしては「近藤のクルマ(白い軽だけど)」のカーラジオの延長で、都会の駅の近くに自宅マンションがあってクルマがいらないヒロイン・あきらにはラジオすら無縁だったはず。

 

要するに近藤は空から「おしゃべり(ラジオ)」を受け取ってて、あきらは空から「データ(楽曲)」を受け取ってた訳。そういうギャップがあったから、成立した恋愛関係だったんだべな。

 

まっハナシは尽きないんだが、若者のCDばなれは今に始まったことではなく。あの若者に人気のアーティスト「水曜のカンパネラ」のコムアイも今までCD買ったことがないらしい。マジか、オレ団塊ジュニア世代だから、中学生の頃である80年代にCDが流通してたから「アナログレコードはダサい」と刷り込まれた世代だったのに。まさか円盤自体が否定される世の中になるとは!

 

まっ、ハナシが脱線したんですが言いたい事は唯ひとつ。

小松菜奈ちゃん、大好きだよ!」

すまない。

 

オリジナル・サウンドトラック「恋は雨上がりのように」

オリジナル・サウンドトラック「恋は雨上がりのように」

 

 

フロントメモリー

フロントメモリー