sumanai’s blog

申し訳ない想いを寄せて

「恋は雨上がりのように」②

半月前。封切り直後に「恋雨」観て、フォースの小松面に堕ちてしまった。小松菜奈ちゃん可愛い、小松菜奈ちゃん尊い小松菜奈ちゃんに定期預金捧げたい、だから県南地方の方は観てください。そう、まさにオレが二度観しなきゃならなくなったのだった。

 

恋は雨上がりのように」、封切直後の動員が芳しくないのは知ってた。とはいえ6月、なんでも映画興行界ではGWと夏休みの狭間なので。あんまりおリキが入っていない消化試合のようなシーズンなので、まっ6月いっぱいは大丈夫だべとタカをくくっていた。

 

がっ、そんな予定調和的な展開をぶち壊しに来たのが「万引き家族」。観たらスンゴい出来なのが素人でも認めざるを得ないうえ、カンヌ映画祭パルムドール受賞のお墨付き。要するに、「万引き家族」が他の作品の動員を万引きしてしまい。万引きされた作品は6月中に終映となりそうな訳なんですよ奥さん。

 

そんな事情もあり、少しでも「恋雨」の上映が続くように。そしてそろそろ小松菜不足による禁断症状が出てきたので、観に行ったのな。上映2時間前に予約したらよー、地元のシネコンの中でも一番狭い上映館なうえに予約済席がポツポツで、寂しい気分になった。

 

でも、実際に館内に入って驚いた。
「前から4列以降、だいたい埋まってるじゃん!」
→これ、要するに予約する習慣がないライトファンがいっぱい来てた訳よ。
→ライトファンは封切り日に万障を繰りあわせてまで観に来ないから、こんな時期にボチボチ来る訳なんですよ。

 

こんなライトファンですら、「恋雨」を楽しんでらっしゃったようで序盤のシーンでクスクスと笑い声が洩れつつも、中盤以降はみんな没入してた模様。

 

二度め鑑賞して気づいたけど「恋雨」、テンポが小気味よくて。原作漫画の主なエピソードをうまく繋いでるんだよな、ひとつのエピソードが終わりかけの頃に次のエピソードのイントロが頭だしされてノンストップミックスで進行する、みたいな。
★ただでさえ。全編が小松菜奈様のPVで観ていて飽きる訳がないのに、こういう仕掛けもしていたとは!
→よくできてんなー。そういうしかない。

 

ほんと、一度目の鑑賞よりも気分が高まって。劇場に灯りが点いたら即座に、
「地元の映画館で『恋雨』が埋まってた。県南地方の方は観てください!」
とつぶやいた。したら秒でリツイートしてくれた方がいて。この方、「恋雨」の応援団と化してしまった方で。この方によると、全国の劇場で確実に動員してる、むしろ封切前より動員してる現象が起きているらしい。

 

その理由、なんとなくわかる。
「恋雨」、早い話が女子高生とおっさんの恋愛物語で。公開前にネットを中心にネガティブな前評判が立ったんだけど、いざ公開したら「なんだ、さわやかなイイ話じゃないか。」と実際に劇場に足を運んだ方々が地道に口コミした結果のこの動員なんだと思う。

 

要するに何が言いたいかというと、結果的に本作品の前評判を悪くした山○メンバー本気で赦せねえ!いま山○メンバーが本作品を観たらどういう感想をお持ちになるかお聴きしたいもんだ。

 

そんな余談はともかく、全国の県南地方の方は観てください!

 

すまない。

 

恋は雨上がりのように 2 (ビッグコミックス)