「バイプレイヤーズ2」第1回
遅蒔きながら、ようやく地元でも大杉漣さんの遺作「バイプレイヤーズ2」が地上波で放映されることになった。漣さんの最期、しっかり見届けようと第1回を観たら。だんだん複雑な気分が芽生えてしまった。
なぜ、こんなに死亡フラグが立ちまくってんだ?
・クルーザーで舵取りしてる漣さん「ヒマになったら、これで世界一周するんだ!」
→遂に叶わなかったな。
・ぼっちシーンで「♪命短し~恋せよ乙女~」と口ずさむ漣さん。
→縁起でもないから、そんな歌やーめーてー!
・漣さんの付き人ジャスミンの台詞「大杉死んでない!みんなの心の中にいるよ!」
→悲しいけど、事実だよな。
そうそう、テレ東の朝ドラに出演するはずが無人島に遭難する羽目になってしまった漣さんの台詞が。
「テレ東のせいだ!」
→ロケ中の死亡、これがサラリーマンなら労災案件。
→でも役者なら、「舞台の上で死ねて本望」という考えもあるのかも。
→「バイプレイヤーズ2」では、いくらでも代役があるような扱いのバイプレイヤーだけど。本物の名バイプレイヤーの需要はとってもあって、サラリーマンならとっくに定年になってる年齢でも仕事が途切れなかった事が遠因だったのか?
いずれにしろ、漣さんの死によって「バイプレイヤーズ2」は予期せぬ重みをはらんだドラマになってしまった。しっかり見届けよう。
去る命もあれば、生まれる命もある。
今朝、地元でもイヌノフグリがようやく開花してた。
もうすぐ春なんだな。
すまない。