sumanai’s blog

申し訳ない想いを寄せて

西日本豪雨災害

本日の時点で68人死亡、4人重体、60人安否不明。去年の九州北部豪雨といい、この時期の豪雨は侮れない。被災した人々のために募金はもちろんのこと、何かお役に立てられる事があるか考えとかなければなるまい。

 

今回驚いたのが、岡山県倉敷市真備町の被害が甚大で1000人以上が孤立してただ救助を待つしかない状況であること。
「まさか、あの岡山が被災するなんて...。」
と、驚いてしまった。ネットじゃ、岡山はこれまで大きな天災に巻き込まれたことがない安全な地方と信じられていたからだ。実際、ある程度信憑性のあるハナシなんだと思う。

 

こういう事があった。
数年前に地元が被災して、全国各地から災害ボランティアが集まって復旧作業をしてくれた。オレも地元組として参戦してたんだけど、ある日同じ班になった方が岡山から来てくれた方で。テレビ報道を観て「被災地のために何かしたい!」という衝動に突き動かされて、これまでボランティア参加経験が全くないのに、短時間に道具を揃えて、高速道路料金無料の手続をして、夜通し高速飛ばして、その日の朝に現地入りしたんだそうだ。

 

その高速道路料金無料の手続きの際、地元の役所に書類を提出しに行ったら。担当の方がびっくりして「実は私の町では、これまでこういう事がなかったので、もしよろしかったらお帰りの後でお話をお聞かせしてもらえませんか?」と言ってきたらしい。それくらい、岡山はこれまで大した天災にあった事がない地方なんだそうだ。こんなんで大丈夫なのか?とも言いたくなるんだけど、きっと彼がきっちり復旧作業やってくれると思う。

 

安全神話すら流れていた岡山でもこうなんだ、この世に生きている限り安全な場所なんてどこにもないんだなと思う。特にここ最近は大地震が数年に1回、水害がほぼ毎年のような感じになっている気がする。もし地元にまた天災が起きてもうろたえないよう備えをしっかりしたいし、他の場所で起きても被災した方の心に寄り添えるようになりたいなと思った。

 

すまない

Perfume「2018年 全国アリーナツアー」抽選結果

新しいアルバムひっさげてのPerfumeの全国ツアー、ファンクラブ先行予約でつい気張ってしまった。

「お前、4公演も参戦すんのかよ...。」
→自分でもドン引きしてもうた。

①9月22日 ビッグハット長野市) 
②9月23日 ビッグハット長野市
③10月7日 盛運輸アリーナ(青森市
④11月3日 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(札幌市)

ほんとは、もっと参戦したかった。
実は③が2DAYS公演で、両日とも参戦したかったけど仕事の都合で1日しか行けず。それから静岡2DAYS公演も、その頃にうまいこと仕事で東京にいるというのに、東京~静岡間の近くて遠い距離と会場・静岡エコパアリーナの絶望的なアクセスの悪さにワイむせび泣く。こんなにそばに居るのに!あと12月23日の福岡公演、先月は「『前髪ぱっつん界の至宝』ことかしゆか様のお誕生日を祝うために参戦するんだ!」
と息まいていたというに、トーンダウンしてもうた。うん、小松菜奈様(ショトカ以前)こそ「前髪ぱっつん界の至宝」なのではないか?との疑念が湧いたからとかじゃないんだ。単に距離が遠すぎるからなんだ。

 

うむ。仮にもファイナンシャルプランナーだというのに、こんなアホなお金の使い方してイイんだろうか?これどうケチっても総額10万円前後のお金溶ろかしてまうじゃろ?
★FP3級合格のご褒美じゃけぇ、いいん
じゃ!
→ほんと、便利な免罪符だよな。FP3級ってヤツは。

 

そうそう。FP3級といえばよ、昨日職場の壁に貼ったFP3級の合格証書が地味に話題になったんだわ。本日の職場の話題のホッテントリ1位「ananの竹内涼真のヌードがスゲー!」の100分の1程度には話題になり、実際に相談してみたいとのお声もいただいた。

 

コレですよ、コレ!
上司にFP3級合格を上司に報告したら、その場でもみ消されたという「青い屈辱」事件からたった1日。意外と早く、オレがしたいことが叶えられつつあって嬉しい。でもよ、こんなんじゃ足りない。まだまだ足りない。

 

こうなったらFP2級も取りたい、いま勉強してて難しすぎて泣けてくるんじゃが。多少時間がかかっても、絶対に落とす所存。

 

そういう所存なんで、直近の試験が9月なんで。しばらく夏フェスなんか行っちゃダメですよねー、そんな暇あったら勉強しろってハナシですよねー。まるでオレ、誰かに背中押してもらおうとする魂胆見え見えですよねー。

 

すまない。

 

COSMIC EXPLORER

COSMIC EXPLORER

 

 

 

二つのライセンス

人生何度めになるか忘れてしまった運転免許の更新済ませた、青い屈辱に五年間耐えてのゴールド更新が心底喜ばしい。あれはもう10年も前の話になるんだが、免許更新してすぐにチャンカー載せて出かけたらネズミとりに引っかかったんだわ。スピード違反じゃない、チャンカーのシートベルト違反。自分以外のせいで次回ゴールド更新ならずというのが悔しかった(まっ、警察様に言わせれば運転者であるオレの監督不行き届きらしいんだが)。

 

それから五年後、ブルー更新。この時点で無事故無違反がほぼ五年間、だから自動二輪とかの免許を取ってむりくり更新すればゴールド免許にできてたのに。結局ズルズルと何もしなかった、自分バカか?

 

お前いっつも春の時期に山道を走ってるバイカーみて、
「あー、オレも大自然の中でエンジンの鼓動を感じて風になりてーな。」
って思ってただろ?

 

絶対バイク乗ったら滅茶苦茶楽しいと思うん
だけどな、ただでさえ地元が東北で行き場所には困らないし。なんなら北海道にも気軽に行ける絶好の場所にいるのに、なんでバイク乗らないんだべ?今年は間に合わなかったけど、来年こそは取りたい。なんか去年もそんな事いってた気がするけど。

 

そして、もうひとつライセンス絡みで事件があった。遂に、FP3級の合格証書が届いた。がんばった証が実物になったのが心底嬉しい、だが「えっ」と思う展開になったンだよなー。


職場では、資格免許を取得したら上司に報告する決まりになっていて。よって合格証書を提出したら、
「これ、職場に直接役に立たないだろ?」
と、却下されてしまった。

違う、そうじゃない。具体的には。
・職員の健康保険・年金関係の問題にアドバイスができる。
・年末調整の恩恵に預かれない職員(稼ぎすぎもしくは二カ所から給与を得ている)に向けて確定申告のアドバイスができる。
・退職を控えた職員に対してアドバイスができる。
→「なんだ、FPってアドバイスするしか能がねーのかよ。」と言われるかもだが、実際そのとおりなんだ。すまない。
→これ、本社の人事畑に伝わったらコトが起きると思っていたんだが。まさか現場レベルでもみ消されるとは!

 

まっ、イイんだ。こうなるリスクもわかってはいたが、更なる高みFP2級に向けて邁進する覚悟ができた。どうせ2級が取れても現場もみ消しなんだろうけど、そんなの止める理由になんかなんない。


今回オレがFP3級を取ったのは、お金の問題に困ってる職員さん達にアドバイスしたいという面があったので。まずオレがファイナンシャルプランナーであることをカミングアウトする必要があった、でも自分口下手なモンで職場の壁に合格証書のコピーをさりげなく貼る程度に留めておいた。

 

一応コレで職場内開業ということで、まず依頼待ちする一方シコシコ勉強してスキルを高める方向でいってみたい。

 

すまない。

 

 

「恋は雨上がりのように」⑤

結局4度め観賞してしまった。

 

この映画、とんだスルメ映画でちっとも飽きることがなく、観る度に新たな発見がある。

そんな映画がそろそろ全国的に終映の気配、配給元である東宝のTOHOシネマズですら今週末はやってないみたい。でも、地元・フォーラム盛岡ではかろうじて。フォーラム盛岡系列のアート映画上映館である「アートフォーラム」での上映、いわゆる「アート落ち」だけど、上映してもらえる事が嬉しい。しかも嬉しいことに、まだ「LAST」のおしらせナシ。そりゃそうだ、なにしろオレが行った7月1日の上映けっこう席が埋まってた。そりゃ、いわゆるファーストデイで一般料金たったの1100円による底上げ要素もあるとはいえ、まだまだイケるんじゃないか?そしてオレ、まだまだ観たいんだ。

 

4度めの観賞で気づいたのが、撮影の市橋織江氏の力量。Twitter界隈では、本作のヒロイン・小松菜奈ちゃんの透明感が絶賛されてるんだけど。その透明感の源泉は、小松菜奈ちゃんの美白肌もさることながら、市橋氏の腕もあるのではないか?

 

特に、重要なシーンが展開されるヒロインのバイト先のファミレスの従業員部屋での自然光の差し込み具合が素敵。フェルメールの絵画みたいというと、オーバーと思われるかもだけど本気でそう思った。

 

公式パンフでは、自身が女性だからか「女性をエロティックに撮れない」とボヤいていた市橋氏だけど。なかなかエロかったぞコノヤロー!本作はアキレス腱断裂で陸上選手の夢を絶たれたヒロインの一部始終という訳で、やたら脚のクローズアップが多く脚フェチにとっては辛抱たまらんモンがあるけど、ちっともいやらしくなってない。あと、家に帰ったヒロインが靴脱ぐため腰かがむシーンをローアングルで撮るという「コレどこのカメコ仕事だよ?」と言いたくなるシーンもちっともいやらしく撮れてない。むしろイイ、マニアってヤツは、演出されたエロは「養殖もの」として敬遠してしまうのだから。

 

そんな市橋氏の撮影によって際だってしまうのが、小松様の凛々しい眉毛なのは言わずもがなでしょうなのだが、睫毛の毛髪力がスゲエ!小松様の目力の源泉がまるで威嚇してる時の猫のような眼、もっというと三白眼なのは勿論だけど。そこに凛々しい眉と過剰な睫毛が援護射撃してるのがよーく理解できた。あーあ、また知りすぎた玄白。小松様に対する知識量、オレの老後を世話してくれるに違いない姪っ子二人分のそれをはるかに超えてしまった。

 

さて、そんな小松様の睫毛具合はさすがにスクリーンじゃないとわからないべ?いくら大画面でもテレビにゃ表現不可能だべ?夏休みに入って大作が入ってくる前にもう一度確かめねばなんね。

 

すまない。

 

 

「ミスミソウ」

押切蓮介氏の漫画の実写化である本作、残酷シーンが多すぎるせいで凡百の「少子化で廃校になった空き校舎をロケ地に活用、モブの手配は地元コミッションに丸投げ系の、さわやか漫画原作映画。壁ドンも、もちろんあるでよ!」みたいな映画とは一線を画す出来映えだった。

 

親の都合で僻地に転校したら、同級生たちに虐めまくられたうえ家族まで生きながら焼き殺され、その証拠隠しに自殺まで強要されたヒロインの復讐譚なんだけど。話がヒドすぎて、ヒロインが一匹一匹始末つける度に得もいえないカタルシスが舞い降りたさーなんくるないさー。

 

しつこいけど、この映画。残虐シーンが多いせいか低予算で撮らざるを得なかったらしく、地方ロケでそういう映画を撮ると「腹腹時計かな?」と言いたくなる作風になりがちなんだけど。今回、雪深いド田舎(たぶん新潟)をロケ地にしたことで白い大地と飛び散る鮮血が美しいコンストラストになってた。

 

しつこいけど、この映画。低予算うえにまずヒロインをオーデションすることから始まったそうなんだけど。やっぱ、人なんだなと思う。見事ヒロインに選ばれた山田杏奈ちゃん、黙ってれば黒髪美少女なのに。いかにもイジメのターゲットになりそうな弱さと、復讐を淡々とこなす強さの両面の演技ができるトコが素敵。かつ、天下のアミューズ所属なのに癖が強い作品ばかりに出たがって。最近では、親から虐待を受けていたら拉致られたヒロインのほのぼの物語「幸色のワンルーム」のテレビドラマ版でヒロインになるも、大人の事情で全国放送されないらしい。ほんと、いまテレビって無茶苦茶きゅうくつだなと思う。放送したいことが放送できないなんてポイズン!

 

今回、なぜこのヒロインに牽かれてしまうのか考えてみたんだわ。
★結論、眉毛が太い。
→これ、男だったら相当なイケメンだわと思うくらい眉毛が凛々しい。それがどんなに逆境にいても、イジメる側が「まだまだコイツ痛めつけないと、逆にこっちがやられるな...。」と思わせる要素になってた筈。

 

そうそう、既に全国的なロードショーが終わってるし。漫画原作だからネタバレもやむなしでしょ?との観点から話すと。もう総てヒロインの転校先が閉鎖的な田舎だったせい、いじめ側のボスの取り巻きたちが閉鎖的で外部を拒絶するあまり、ボス側の意図に反して勝手に病んで勝手にやらかす辺りリアル。日大アメフト部か?

 

なんかもう収拾つかないけど、眉毛がボウボウな女最高!具体的には小松菜奈様最高!

 

すまない。

 

 

「タクシー運転手 約束は海を越えて」

1980年に起きた「光州事件」秘話であるこの映画、いろいろ考えさせられた。まず驚いたのが1980年当時の韓国の社会事情のリメイクの再現度。まだ庶民のお茶の間には白黒テレビが鎮座、タクシーの仕様は元ネタが日本なのがなんとなーくわかるうえ、出てくる人たちの服装がちょっと垢抜けないんだけど。当時を忠実に再現するのに最終的にナンボかかったんだべと思ってしまう。

 

主人公は生活のためとはいえ小ずるいトコがあって、でも他人からぶんどった仕事で出会った光州の人たちがいい人たちで、この人たちのために一肌脱ぐまでの展開が素敵。光州のごくごく普通の人たちが民主化を求めてデモを行い、そんな市民に対して勝手に「アカ」認定して銃弾を浴びせたのが戒厳令下の軍部。こいつらがまーとんでもない偽善者で、戒厳令の名の下外部との出入りをシャットアウト、電話も普通、地元マスコミに圧力かけてもみ消そうとしたんだけど。そういう驕りが軍側のコードネーム「華やかな休暇」に如実に表れてる気がする。ホントこういうの古今東西あいつらがやりたがる手段なんだけど、いつだって火のないところに煙は立たぬ。案の定もれて世界中から軍部が糾弾され、後の民主化への大きな道標となった。

 

そりゃよ、政治の臭いは感じたよ。「これって遠回しのプロパガンダ映画かも」とも思ったよ。具体的には「封切りされた2017年当時の韓国では。アンチ・パク・クネ、アンチ・パク・チョンヒな時流におもねった映画なのかも。」とも思ったよ。でも、こんなにお金かかって、小難しいトコが一切なくて、エンタメ要素もあって、エンドロールが流れた後「いい映画だったな」って思えるプロパガンダ映画が今の日本に作れるか?といいたい。特に「万引き家族」を国辱映画呼ばわりする連中とかにな。

 

ほんと、もし今の日本がプロパガンダ映画つくると観念的なオナニーみたいなロクな仕上がりにしかになんない挙げ句によ。ネットじゃ「これが理解できないヤツは日本人じゃない」呼ばわりされるに違いねーんだよ、これが「美しい日本」かよと思うと悲しくなってくる。でも、我慢しろ堪えろ辛い日には歯を食いしばって「おっかさん」と言ってみろ生きろ!

 

すまない。

 

 

「ハン・ソロ」

せっかくのスター・ウォーズ関連の最新作だというのに、スピンオフだからなのか。はたまたスター・ウォーズ自体が落ち目扱いなのか、本国アメリカではあまり興行成績がよろしくなかったんだそうだ。

 

「内容に期待できないけど、SWオタ歴30年超なんだ。つきあいで観てやっか...。」
→そんな冷やかし気分で行ったら、結局襟を正す心持ちになってしまった。ナメた動機で観てしまい、すまない。

 

フォース原理主義の下、敵味方みーんな生真面目な奴らばかりのSW登場人物の中では清濁併せ持つ自由人で。いつもいつもその場のハッタリでやり過ごしてたハン・ソロのエピソード・ゼロとして、この人がどういう生い立ちを経てこういうキャラクターになったかが。場面場面ごとのエピソードに手に汗握りながらお勉強できる。若き日のハン・ソロの物語、ちょっぴりほろ苦いのがいいンだよなぁ。

 

あ、あと本作ヒロイン(犯罪組織の幹部格)がなかなかのポニテ遣いでして。心のドアをノックしてしまうほどの素晴らしいポニテ案配であった。やはり、女性が組織でバリバリ働くには髪型は自ずとポニテに限られてくるのであろう。ジーク・ポニテ

 

そうそう、壮大すぎて「輪っか」の外では共感できないSW神話のエピソードも散りばめられていて。「あの話が後々本編のココに繋がるのかぁ」と膝ポンするシーンもいっぱい、SWオタクなら満足できる仕上がり。「ローグ・ワン」といい、かえって外伝の方が新しいSWの物語を盛り込めてる。いーや、本編が「リメイクかな?」と言いたくなるテンプレ時代劇と化してるいま、注目すべき分野なのかも。

「いやー、やっぱSWから逃げられねえよな。」
と思った、終劇した昨日の20時。慌てて次の現場「タクシー運転手 約束は海を越えて」に駆けつけたら、そっちの印象が強くて一気に持ってかれた。

 

だから県南地方の皆さん、「タクシー運転手 約束は海を越えて」を観て下さい!ファイナンシャルプランナー的にも、そちらがお勧め。余談だけど、オレ先月受けた3級の試験。運営より正式に合格のお報せいただいた。まーよ、3級なんて世間に胸張れる資格じゃねぇけど怠け者のオレがちゃんと自分で計画立てて勉強して勝ち取ったことが何よりの財産。この勢いをかって2級も視野に入れて頑張っていく所存ハン・ソロどこ行った?

 

すまない。

 

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オリジナル・サウンドトラック

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オリジナル・サウンドトラック